TOEFL iBTで100点を超えるためにやった勉強法 – リーディング編

みなさん、こんにちは。Airaです!

私のブログを読んでくださっている読者さんは海外大学を志望している中高生の方が多く、よくTOEFLの勉強法についても質問をいただくことがあるので、今回は私がTOEFL iBTで100点を超えるために実際に高校生の時にやっていた勉強法や使っていた参考書を紹介したいと思います!

記事を書いていたら長くなってしまったので、Reading、Listening、Speaking、Writingそれぞれ記事をわけて細かく書いていこうと思います!

少しでも参考になれば嬉しいです。

TOEFL iBTってなに?

説明するまでもないかもしれませんが、TOEFLとはTest of English as a Foreign Languageの略で、英語を母国語としない学生が海外の大学で学ぶ際に英語力を証明するスコアとして提出が求められる試験の1つです。(IELTSやDuolingoなど他にも提出可能な試験がありますが、今回は割愛します。)

Reading、Listening、Speaking、Writingの4セクションに分けられていて、それぞれ30点満点の、計120満点の試験です。

TOEFL ITP (Institutional Test Program)という試験もあるのですが、基本的に海外大学を受験する際に求められるのはTOEFL iBTのスコアなので海外大学を受験する方は要注意です!

TOEFL iBTの試験時間

TOEFL iBTの試験の流れは以下の様になっています。

セクション制限時間問題数
Reading54~72分30~40問
Listening41~57分28~39問
休憩10分
Speaking17分4課題
Writing50分2課題

トータルで約3時間の試験かつ休憩時間が10分しかないため、集中力がかなり求められる試験です。それに加え、試験は全て試験会場に置かれているパソコンを用いて行うため、3時間パソコンをじーっと見つめていないといけないのもかなりの苦痛です。

私のTOEFL iBTのスコア

海外大学受験のためにTOEFLが必要だったので、高校2年生の頃から受け始め、高校3年生の時に105点を取りました。合計で3回受験しました。

私がTOEFLを受けたのは2015年とかなのですが、2019年にウェブサイトがリニューアルされたみたいで、以前使っていたIDでログインできなくなってしまいスコア結果を証明できなくなってしまいました、、一応トロント大学に入学するためにはTOEFL100点以上が必要なので、信じてもらえたら嬉しいです、、笑

ということで前置きが長くなりましたが、それぞれのセクションごとに私がやっていた勉強法を説明していきたいと思います!

TOEFL iBT – Readingの勉強方法

TOEFLのリーディングは単語を覚えることも大事ですが、それ以上に読解力長文を読む集中力がキーだと私は思います。というのも、Readingは4つのセクションのなかで一番試験時間が長く、設問数も多いセクションです。約1時間英文を読み続け、設問に答えるというのはかなりハードで一番集中力を求められるセクションだと個人的には思います。

そんな長丁場を克服するために必要なのはずばり、慣れ!!(ふざけてそうで、ふざけてません笑)

普段本を読まない人が1冊の本を読み終えるのにすごく時間がかかるのと同じで、普段英文を読んでいない人が1時間英文を読み続けるのってかなり大変じゃないですか。なのでTOEFLの勉強だとは思わず、普段から英文に触れておくことが一番大事だと思います。

日常的に英語のニュースサイトや洋書を読んで読む力をつけよう

私が高校生だったときは、SATのテスト対策もかねて毎日最低でも1つは英語のニュース記事を読んでいました。英文を読むことに慣れるのが目的なので、トピックは自分が興味のあるもので大丈夫です。

最初から分厚い洋書などを選んでしまうと挫折してしまうかもしれないので、まずは短いニュース記事などを読むことから始めて英文を読む練習をしていきましょう。はじめは難しいですが毎日英文に触れていけば徐々に頭の中でその都度日本語に訳すのではなく、英語で英語を理解するという英語脳になってくると思います。

ちなみにですが私は高校生の時に情報収集用のTwitterアカウントを作って、海外メディアのアカウントをフォローしていました。そうすれば自分で毎回記事を調べなくてもタイムラインに沢山記事が流れてくるので興味のある記事をすぐに読むことができるのでおすすめです!

このあたりの海外メディアをフォローしています!

  • The New York Times
  • The New Yorker
  • TIME
  • BBC
  • The Washington Post
  • The Wall Street Journal
  • CNN
  • Forbes
  • Wired

おすすめの洋書はこちらで紹介しているのでもしよければ見てみてください。

\合わせて読みたい/

何度でも読みたいおすすめ洋書8選

単語力をつけよう

日常的に英文を読みながら、同時進行でTOEFLに特化した単語を覚えていかないといけません。TOEFLのリーディングでは大学レベルのアカデミックな内容が出題されることが多いです。リーディングでは自分の意見を求められる様な質問はないので、専門知識がなくても文章をちゃんと読んで理解すれば質問には答えられるんですね。でも!単語を知らないとそもそも読めない!というわけです。

毎日ニュース記事などを読みアカデミックな英文に触れると共に、TOEFL用の単語帳を買って勉強するのをおすすめします。

おすすめの単語帳① TOEFL®︎テスト英単語3800 4訂版

TOEFLを勉強している人なら一度は見たことがあると思うこの単語帳を私もやっていました。目標スコア別に覚えた方がいい単語がわけられているので、無闇に沢山単語を覚えるのではなく、着実にステップアップしていけるのでTOEFLを勉強し始めの方にはおすすめの単語帳です。

おすすめの単語帳② 改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK)

次に紹介する「改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK)」は単語帳というよりかはTOEFLのリーディングの参考書という方が近いかもしれません。単語と例文がだーっと並べられている単語帳とは違い、本書ではテーマ別に300文字程度で構成された長文が掲載されていて、実際に長文を読みながら文脈を理解した上で単語を覚えていこうというものです。

個人的にはあまり単語帳をコツコツと覚えるのが得意じゃなくて、洋書やニュース記事を日常的に読みながらボキャブラリーを増やしていく派なので、こういう参考書の方が自分にはあっていました。単語の覚え方は人それぞれだと思うので、自分にあった参考書を探すのが一番おすすめですが、是非一度見てみてください!

過去問を解こう

英文を読むのに慣れ、ボキャブラリーも増やしていけたら、実際にTOEFLの過去問を解いていきましょう。

過去問に関してはネットにも載っていたりしますし、過去問がついている公式のテキストブックを買うのもおすすめです!

TOEFLの公式テキストブックは英語版と日本語版とあるのですが、日本語の解説がある方がいいと言う方は日本語版を、英語は英語で勉強したいという方は英語版を、というような形で大丈夫かと思います。実際に掲載されている過去問は両方とも英語なので。ただ、個人的にはリーディングのスピードをあげるためにも、読解力をあげるのにも、英語を英語で理解することがキーだと思うので、できれば英語のテキストブックの方がいいかなと。でも目指しているレベルにもよるので個人の判断にお任せします!(優柔不断。笑)

リーディングのスピードが遅いという方には速読スキル

そもそもリーディングのスピードが遅くて悩んでいる方にはぜひスキミングやスキャンニングといった速読スキルを練習してみるのをおすすめします!

最近リーディングスピードをあげる方法という記事を書いたのでそちらをぜひ参考にしていただければと思います。

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【速読、音読アプリ】英語のリーディング速度を早くする5つのコツ


ということで今回はTOEFL iBTのリーディングのコツをご紹介しました!

私は結構地道にコツコツ派なので日頃から英文を読んで根本的にリーディングスキルを伸ばすことが大事と思っていたり、TOEFLのスコアを伸ばす方法というよりかはSAT対策もかね上のような勉強方法を実践していたので、短期間でスコアアップしたいという方はまたそういう2ヶ月で30点アップしました!みたいな方の記事などを参考にしてもらえたら嬉しいです笑

続けてリスニング、ライティング、スピーキングのコツについても書いていこうと思うので興味があるかたはぜひ読んでいただければと思います!

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