みなさん、こんにちは。Airaです!
今回はリクエストでいただいた、「リーディングを爆速で終わらせる方法」について書いていきたいと思います!というのも、TOEICやTOEFLのリーディングや趣味で洋書を読む場合は特に「早く読む」というのはそこまで意識しなくてもいいかと思うんですけど、海外大学生となれば話は別です。
特に私はメディア学専攻で、統計学/社会学の副専攻だったので、ほぼほぼ文系だったんですね。なので毎週何百ページというリーディングの量をこなしていかないと授業に追いつかない。別に「勝手に読んどいてください」っていうものなのでサボってもバレないけど、全てのリーディングがテスト範囲なのでコツコツ毎日読んでいないとテスト前に詰むというやつです。
ほぼ毎日何かしらリーディングをしていた私の大学4年間、、いくつか「早く読む」かつ「ちゃんと要点を抑える」かつ「ちゃんと覚える」ために私がやっていた勉強法があるので紹介していきたいと思います!
少しでも参考になれば嬉しいです!
【リーディングコツ① 】日本語に訳さない!
まず大前提に英語を頭の中で日本語に訳して読むのと、英語を英語で読むのだと読むスピードが全然違います!
例えばこの下の文章を右から左に読み意味を理解できたらもう英語脳になっています。
[st-kaiwa1]If you want to figure out how to read faster, this blog post could be the answer you have been looking for.
ただ、もし(If)、あなたが(you)、もっと早く読む(to read faster)、方法を(how to)知りたいなら(want to figure out) みたいな形で日本語の構文に合わせながら文章をいったりきたり読んでいたらまだ英語脳ではないので、1つの文章を読むだけでもかなりの労力を使います。海外大学を目指している方や、英語の検定等で高得点を目指している方はまず英語脳を作る練習を日頃からすることをおすすめします!
【リーディングコツ② 】スキミングスキルを身につけるべし
スキミングは日本語でいう「速読スキル」の1つです。1ページごとにざっと斜め読みしながら全体の内容を掴むというものです!毎週何百ページというリーディングをこなしていかないといけないので、1文1文丁寧に読んでいては追いつきませんよね。普通に疲れますし。なのでザッと読むスキルを身につけるだけでだいぶ読むスピードがあがり楽になります!北米の高校などではスキミングのやり方を授業で習ったりもします。いくつか私が実際にIB(高校生)の時に習ったスキミングのコツをご紹介しようと思います!
スキミングステップ①:タイトル、見出し、図表、Vocab Listをざっと見る
最初にPre-Readと言って、タイトル、見出し、図表、(あればVocabulary List)などに目を通します。これを最初にすることで、一体今から読むチャプターには何が書かれているの??というのをざっくり把握することができるので、闇雲に頭から読むよりかは速読しやすくなります!
スキミングのステップ②:段落の最初と最後の文章を読む
“One idea in one paragraph“とよく言われるのですが、論文など授業で読む様なアカデミックなリーディングでは、1つの段落(パラグラフ)に複数のキーメッセージが含まれていることはほぼなく、段落ごとに主張や話題が変わることがほとんどです。なので、段落の文章を全て読まなくても大体最初と最後の文章を読めば、この段落で伝えたい重要な内容がわかると言われています!もちろん最初と最後の文章だけ読んでもよくわからないときもあるので、そういう時はもう少し中身を読んでみるといいです。
スキミングのステップ③:重要そうな段落は全てしっかり読む
最後にいくつかある段落の中でもここはじっくり読んでおいた方がいいなというものは上から下まで読みます。リサーチベースの論文だと、大体最初の段落に主張や目的を書いて、第2、3、4段落あたりには具体例や主張に対する理由を書き、最後の段落は結論というのが一般的な構成だと思います。なので、最初と最後はじっくり読んで、間はざっくり読むなどスキミングのやり方を工夫してリーディングのスピードをあげることをおすすめします。
参考書や教科書などの場合は論文のように綺麗な構成になっていないことも多いので、そのチャプターを理解するために必要な段落を自分で見極める必要があります。最初は難しいと思いますが、徐々に「この段落はたいしたこと書いてないな」「ここは前のチャプターの話してるな」など読まなくていい箇所を取捨選択できるようになります!
【リーディングコツ③ 】テストに出されそうな問題を考えながら読む
常にテストを意識して勉強をしていると「大学とは、、」という闇に陥りますが、テストでいい点数を取るまでが大学の勉強なのは割り切るしかないです、、ということで、私は「あーこれテストにでそうだな」という内容を意識的にハイライトしたりノートにまとめたりしていました。結局テストを作っているのも人間(教授)なので、自分が教授だったらここテストにだすなというのを想像しながらリーディングをするのがおすすめです。
テスト形式もエッセイなのかショートアンサーなのか選択問題なのかとかって大体授業のシラバスに書いてあるので、テスト形式を理解した上で重要な点をハイライトしたりノートをとることがおすすめです。書いてない場合は大抵ググると出てきます笑
例えば私が1年生の時に受けた社会学のイントロの授業は、Final Exam(期末試験)が4択の選択問題が100問というものだったので、かなり細かい内容も聞かれることを想定しリーディングしている時も、「これで4択問題作れそう」などと想像しながら読んでいました笑
ショートアンサーやエッセイの場合はそこまで細かい質問はでないはずなので、まずは一番重要な要点を理解することが大事だと思います。
【リーディングコツ④ 】集中力がなくなったらアプリに音読してもらおう
ずっと一人でリーディングをしていると終わりが見えない絶望に駆られると同時に、疲れてきて読むスピードがどんどん遅くなってくるんですね。なので集中力がなくなってきたら、PDFを音読してくれるアプリを使って、耳からも音を入れリーディングをしていました!
色々音読アプリはあると思うのですが、私が使っていたのはNaturalReaderという無料サービスで、ウェブサイトからも利用できますし、携帯のアプリもあります。上の写真のように、ウェブサイトやPDFの資料をこのサイトにアップすると自動でネイティブの発音で読み上げてくれます。
声の種類も男性、女性、アメリカ英語、イギリス英語など色々あるので自分が聞いていて一番すっと頭に入ってくる声を選ぶことができます。
あと個人的に嬉しいのが音声スピードを調節することができるんですね。なので私は本当に追い込まれている時は音声を2倍速にしてリーディングを爆速で終わらせるという荒技をよく使っていました笑なかなか自分で読むスピードを2倍にするのは難しいので、音読アプリ様様でした。笑
【リーディングコツ⑤ 】適度に読む場所を変えよう
最後に番外編ですが、ずーーっと同じ場所に座ってリーディングをしているとやはり集中力がなくなってくるので、適度に読む場所や姿勢を変えることがおすすめです。これはリーディングに限らず勉強する時全般に言えることですが、特にリーディングは集中力との戦いだと思うので。
ちなみに私はよく冷蔵庫に印刷した論文を貼って立ちながら読んでました笑自分の部屋の壁でやれよって話なんですけど、セロテープを持っていなかったので、冷蔵庫でした笑笑(買いなさい)集中できる環境を探すのも大量のリーディングと向き合うためのコツですね!
まとめ
ということで私が海外大学にいた時に大量のリーディングをこなすためにやっていたコツを5つご紹介しました!(最後はネタっぽく聞こえますがガチです)
海外大学は本当に文系理系問わずどの学部でもたっくさんリーディングが出されると思います。ネイティブの子達でも苦労する量なので、今回ご紹介したコツも参考に色々と試行錯誤してみてもらえたら嬉しいなと思います。