みなさん、こんにちは。Aira(@cupofaira)です。
タイトルが個人的にはものすごく胡散臭い気がするのですが笑、今回は就活で私が実際に行った自己分析のやり方を紹介しようと思います。
日本で就職を考えている海外大生たちは11月にあるボスキャリを目安に秋ぐらいから徐々にオンラインの説明会や書類提出などが始まって行くと思うのですが、秋から準備を始めようと思っている人は正直遅いです。
というのも秋にあるのは就活だけではありません。
大学!!!!授業!!!ミッドターム!!アサイメントォオオ!
取り乱してしまいましたが、はい、そうです。海外大生にとって秋はかなり大学が忙しい時期です。11月なんてミッドタームともろ被るので、ミッドタームを受けながら就活の準備をしないといけません。かなり大変です。
なので自己分析や履歴書作りなどの就活が本格的に始まる前にできる準備はぜひ夏休み中にしておくのがいいです!
ということで今回はよく質問でもいただく自己分析のやり方について書いてみようと思います!
とりあえず人生振り返ろう
ちなみに私は先輩からいろんな学生の自己分析を手伝ってくれている起業家さんを紹介してもらって、その方と何回か面談して自己分析を仕上げていった感じです。
なのでそういう信頼できてなんでも相談できるような大人の方に話を聞いてもらうというのも1つのやり方ですね。
まず私がやったのが自分の人生を保育園から大学生まで振り返るというもの。これは自己分析やろう!となった時に結構ファーストステップとしてあげられるやり方だと思います。
中身はお見せできませんが、こんな感じでエクセルに細かく記入していきました。手書きでもいいですけど、すごい情報量になると思うので手が途中で疲れてきて断念しちゃう気がするのでタイピングが得意な方はパソコンでやるのをおすすめします!
小学校入学前、小学校低学年、小学校高学年、中1、中2、中3、高1、高2、高3、大1、大2、大3といった感じに。
他には、
・自分の性格、コミュニティでの役割
・記憶に強く残っているエピソード
・考えていたこと
・学んだこと
・ターニングポイントかどうか
を細かく記入していきます。
ここに書くことは自分が誇れるエピソードだけでなく、悲しかったことや、嫌だったことや、担任の先生から言われて印象に残っていることとか、好きだったこととか、ハマってたこととかなんでもいいんです。その時に印象に残っていることをとりあえず書き出して見てください。
意外とちゃんと振り返ると、あ〜そういえばこういうこともあったなって気づきがあると思います。そういう些細なことも思い出して書いてみるのが大事です。
モチベーショングラフを書いてみよう
人生の振り返りが終わったら、それを元にモチベーショングラフというものを書いていきます。
こんな感じ!実際書いてみるとこんなに綺麗な曲線にはならなくてジグザグになると思います笑
今までの人生の中でモチベーションが高かった時と低かった時をグラフにすると、自分がどういったことをしている時がモチベが高くて、どういったことをしてる時がモチベが低いのかを可視化することができます。
まずは人生の振り返りシートを元にモチベーショングラフを書いて、次に以下のことを考えて見てください。
・ターニングポイント(グラフの星の部分)
・挑戦したこと・頑張ったこと
・モチベーションが高い時の共通点
・モチベーションが低い時の共通点
・ターニングポイントの共通点・そこから得た学び
・なぜ頑張ろうと思えたのか
自己分析では最終的にこの6つを導き出すことが大事なのかなと思います。
結局この6つをちゃんと分析することで、いわゆる就活の軸や自分の強み弱みといったことをしっかりと言語化することができます。
どういった会社で働きたいのか?→自分のモチベが高い時の共通点を実行できるような会社
自分の強み→モチベが高かった時の共通点
自分の弱み→モチベが低かった時の共通点
その他にも色々と学べることがあると思います。
結局自己分析ってなんか頭の中ではもやもやと自分のことをわかってはいるんだけど、いざそれを説明しようとするとできないから言語化してみようっていうことな気がします。
そのもやもやをしっかり自己分析することで言語化できるようにしておけば面接では怖いもの無しです。面接官からの質問に対する説得力が自分のことをちゃんと言語化できるかどうかで全然違うはずです。
人に聞くのも1つの策!
最初にいった通り、私は自己分析を1人でやったわけではなく、信頼できる大人の方に人生の振り返りシートやモチベーショングラフを客観的に分析してもらって意見をいただきました。
なので人生経験豊富な大人の方に相談乗ってもらったり、友達から匿名で自分の強み弱みを教えてもらったりっていうのも1つの手だと思います。
両親に相談乗ってもらうのもいいと思いますけど、私の場合お父さんはあまり真剣に相談とかのってくれないタイプなのであまり、、、笑笑
色々な本を読もう
だいたいの自己分析は人生振り返りシートとモチベーショングラフをやることでたくさんの学びがあると思うのですが、それプラス色々な業界人の自伝や自己啓発本を読むことでもっと上手に自分のことを言語化できたり、自分の理想の将来像を描くことができると思います。
とりあえずまずは自分が好きな芸能人や業界人が本を出版していたらその本を読んでみるといいと思います:)
私は就活を始める前から読書が好きで色々な業界人が出版している本を読んでいたのですがその中でもとくに自己分析にも使えるような本を紹介しようと思います。
「仕事。」川村元気
映画プロデュサーや小説家として有名な川村元気さん。プロデュースした映画で代表作といえば、「告白」や「モテキ」などみなさんも1度は見たことのある邦画があると思います。小説家としては、「世界から猫が消えたなら」や「億男」などどれも映画化されるほどヒットしたものなどを書かれています。
このシンプル極まりないタイトル「仕事。」ではそのタイトルの通り、川村さんが、山田洋次や宮崎駿をはじめとする日本を代表する12人の巨匠たちに若い時に悩んでいたことや学んだことなどをインタビューしています。
どんな巨匠でも1人の人間ですから、色々な苦悩を乗り越えて今の成功があるわけで。色々な視点から人生におけるアドバイスをくれるような本なので一度は読むことをおすすめします!
多動力」堀江貴文
これは発売されてすぐ確か買ったんですよね。色々と問題発言や行動を起こすことでも有名なホリエモンですが、実業家としての功績はすごいですし、サバサバと正論を言うあたりが好きで自伝などはよく読んでいます!
この本では主に人として成長する方法やスキルがいくつも書かれています。
コミュニケーション能力とかビジネススキルって必ずしも社会人になってから身につければいいやというものではなく、若いうちから色々と社会で通用するスキルを身につけておくことは大事です。
31個も個のスキルをあげるためのアドバイスが書いてあって、各スキルの説明のあとには「JUST DO IT やってみよう!」というページがあって、そこには今からすぐにできる行動や日々の生活で意識したほうがいいことなどがまとめてあるので実際にアウトプットしやすいです。
「メモの魔力」前田裕二
去年あたりから大ヒットしているメモの魔力。ご存知の方も多いと思います。
私の就活が終わってから出版された本なので、就活中に読んだわけではないんですけど、ずっと気になっていたので読みました。
私は人生振り返りシートやモチベーショングラフで自己分析をしたんですけど、この本の最後には「自分を知るための自己分析1000問」というページがあり、その名の通り1000個の問いが掲載されています。
これをやれば完璧だと思います笑
人生振り返りシートをもっと細分化してたくさん質問されるので、実際に面接を受けているような感覚です。
メモの取り方も詳しく本に説明されているので結構スムーズに新しいことに気づくことができると思います。
「質問力」茂木健一郎
これは私が内定承諾で色々悩んでいた時に読んですごく響いた本です。
自己分析って結構決まった質問や分析する項目が決まってるじゃないですか?
この本をそれの一歩先に導いてくれるような本です。
自分のことを分析しました、、じゃあ私はどうしたいのか?と言う時に自分自身に自問自答すると思うんですけど、その質問の仕方1つで閃けるかどうか、悪い質問になっていないか変わってくるんですよね。
無意識のうちに自分が楽な質問しかしようとしてなかったり。
この本では脳科学の視点から、自分を変えていく質問や、いい質問悪い質問の違い、日常生活に役立つ質問など様々な質問の仕方を教えてくれます。
一番楽なのは考えるのをやめること
少し長くなってきたのでこの辺で終わりにしようと思います。
実はもう少し参考にしたウェブサイトなどもあるのでまた第二弾で紹介しようと思います!
最後に、自己分析始めようとは思っているんだけどなかなか始められない方たくさんいると思いますが、私のカウンセラーが言っていたことを1つ。
「一番楽なのは考えるのをやめること」
自分が楽している間に、他の人たちは答えが何通りもある自己分析への問いを考えると言う一番大変なプロセスを頑張っているわけなのでほんとにそうですよね、、
少しでも参考になれば嬉しいです。