【おすすめの洋書】新卒1年目に読んでよかった本5冊

みなさん、こんにちは。Airaです。

今回はリクエストでいただいた、新卒1年目の時に読んでよかった本をいくつか紹介したいと思います!といっても、あんまり読めていないという笑なので、1年目のエピソードとともに何冊か紹介していきます!

ちなみに、私のことをはじめて知ってくれた方に簡単に説明すると、カナダのトロント大学を卒業して、現在は東京の外資系コンサルティングファームで働いています。今年の秋で2年目になりました!では、はじめていきましょう!

Essentialism

社会人1年目のときに読んで一番響いた本です。正直紹介するのはこの本だけでもいいくらい笑

和訳バージョンのタイトルは「エッセンシャル思考」です。聞いたことある方いるんじゃないでしょうか。でも、オリジナルが英語のものは洋書が読みたい派です!ビジネス書を英語で読むと聞くと難しいイメージを持つかもしれませんが、語り口調に近い形で書かれているものが多いのので、すっと入ってくると思います。

Have you ever:
• found yourself stretched too thin?
• simultaneously felt overworked and underutilized?
• felt busy but not productive?
• felt like your time is constantly being hijacked by other people’s agendas?

Greg McKeown

この4つのどれか1つにでも当てはまった人にはぜひ読んでもらいたんですけど、生産性向上やタイムマネジメントがテーマの本です。まあそういうのがテーマの本ってたくさんあるじゃないですか。でも!それ以上に「職場での人との付き合い方」も1つのテーマとして書かれているんですね。そこが本当にグサグサ響きました。

特に新卒とかって、上司から振られたタスクって全部「承知いたしました」って受け取っちゃうじゃないですか。あれも、これも、それも、ってどんどん手持ちのタスクが増えていって、1人でがんばればこなせるけど、結局はキャパオーバーになるか、全部終わったはいいけどただこなしただけでクオリティとしてはボロボロだったり。

私は新卒研修が終わったあとに2つのプロジェクトにアサインされたんですけど、プロジェクトの忙しい時期が見事に重なって、あれもしなきゃ、これもしなきゃで、上司に相談するものの、みんな忙しいからタスクの調整をしてもらえず、無事キャパオーバー。それを先輩に愚痴ったらさらにボコボコにされるという悪夢。

そのあとにこの本に出会ったんですけど、まさに私と同じように全部YESといってしまう人がペルソナになっていて、そんな人のために、NOの言い方も教えてくれる素晴らしい本です。

3ページ目からグサグサきている笑ぜひ、キャパオーバー寸前になりそうな新卒の方には読んでもらいたい本です。できれば、英語で!(和訳版もパラパラと読んだんですけど、英語の方がよかったというのが個人的な感想です。)

イシューからはじめよ

これも有名な本ですよね。現ヤフーCSO(チーフストラテジーオフィサー)で、マッキンゼー新卒入社、Yaleで脳神経科学のPhDも取得している安宅和人さんの本です。

質の高いアウトプットを出すまでの道のりを、ステップごとに詳しく解説してくれている本です。マッキンゼー出身の方が書いている本というのもあり、かなりコンサル1年目の私には響く本でした。この本は一度入社する前にざっと読んではいたんですけど、正直言っていることがわかるようでよくわからないようでって感じで、実際に社会人になってからはじめて行き詰まった時に再度読み返して、その時に、あぁこういうことか。ってなりました。

例えば、コンサル1年目の仕事の1つにアウトプット作成のためのリサーチがあるんですけど、ちゃんとクライアントから求められていることを念頭に置いておかないと、どんどん調べなくていいことまで調べちゃってGoogle先生の沼に陥りますよね。結構このクライアントファーストを意識するというのが最初は難しくて、これも調べたほうがいいんじゃないか、、って自分の意思が邪魔するんですよね。まず私の知識がなさすぎるので。笑

本当に必要なことを見極めてバリューをあげる方法が書かれているので、なかなか自分で試行錯誤しただけでは仕事がうまくいっていない方とかは一度読んでみるといいかなと!

20代で得た知見

これは私がフォローしているインスタグラマーさんがおすすめしてた本で、面白そう!って思って買いました。

ショートストーリー?エッセイみたいな形で1ページごとに色々な著者の考え方や彼が聞いた話などが書かれているんですけど、夜寝る前とかにパラパラ読む本としておすすめです笑「あ〜今日は疲れたな〜」っていう時とかにさくっと読めて、トピックも大学3、4年生含めて20代には刺さる内容かなと思うので是非!

色々おすすめのストーリーあるんですけど、社会人1年目におすすめなのは76ページの「チロルチョコの法則」笑

色々と深く考えがちな人や何かモヤモヤしてるんだけど言語化できないっていう方にはおすすめです。良い文章に出会えた時の幸福感をぜひ味わってもらいたい。

tiny beautiful things – Advice on love and life from Dear Sugar

お次は、Tiny Beautiful Things – Advice on love and life from Dear Sugarという本です。これはハーバード大学を卒業した私の友達がおすすめしていたので買ってみました。

著者のCheryl Strayedさんは長年VogueやWashigton Post、The New York Timesなどでエッセイを書いている作家さんなんですけど、The Rumpusというウェブマガジンで何年か読者から匿名でお悩み相談を受けて、それに対して身分を明かさずにアドバイスを送るという企画をやっていて、そのコラムを一冊にまとめた本になっています。

なので色んな人がカウンセリングされているところをのぞいている感じです。家庭がある人のお悩みや、子供を持つ人のお悩みなど全てが全て共感できるわけではないんですけど、自分と同じような境遇の人がいた時はグサグサと刺さるような本になっています。

最近は緊急事態宣言も解除されて徐々に人と会いやすくなってきたけど、私が新卒1年目だった時はまだ宣言下だったので、人と会話する中での気づきというのが少なくて、こういうアドバイスコラムのような本は新たな気づきが多くて新鮮でした。英語も語り口調なので比較的読みやすいと思います!

世界一楽しい決算書の読み方

最後に紹介するのが、ざっくりと会計について学びたい人におすすめな一冊です。私は、大学で会計学や経営学を勉強したことはなかったので、財務諸表の勘定科目がわからないという状態で入社しました。

ということで、会社の先輩からおすすめされた本が「世界一楽しい決算書の読み方」!正直「楽しい」よりかは「わかりやすい」笑

M&Aや戦略立案をするようなの案件だとクライアントや対象企業の財務諸表をゴリゴリに分析するので、財務3表の理解は早いうちからできていたほうがいいです!企業によって勘定科目の仕分け方が違ったりもするので結構ややこしくて、私も全部理解しているかと言われたらかなり怪しいんですけど、基本的な構成とかはこの本を読めば理解できると思います!

イラストも多くてわかりやすいのでおすすめです☺︎


ということで、新卒1年目の時に読んでよかった本を5冊紹介してみました!

ビジネス書や自己啓発本を読むことは、自分がモヤモヤしていることが言語化できたり、新たな気づきがあったりと大事かと思うんですけど、最初から綺麗な正解を求めるのではなく、失敗も経験しないといまいちしっくりこないと思うんですよね。実際に私が、入社前と後で同じ本を読んだ時に理解度が違ったみたいに。こういう本って全員に刺さるといったらそうではないと思いますし、やっぱり自分で色々なことを経験して学ぶことの重要さを新卒1年目が終わってしみじみ感じます。

なので、なるべく早くキャパオーバーを経験しましょう!(どんなアドバイス笑)

20代で得た知見や、Tiny Beautiful Thingsあたりは大学生の方にも刺さるかなと思うので、ぜひ読んでみてください☺︎

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